逢坂(おおさか)誠二 著書・関連書籍

逢坂誠二ノ 徒然日記

2010年3月の記事一覧

3月12日 その1132『逢坂誠二の徒然日記』

今日も都合により、
朝からもう移動モードです。

日記は移動中に書いています。



1)地方財政
日本の国家財政が、
のっぴきならない状態になっていることは、
多くの場面で明確に認識されるようになっています。

もちろん、国の財政だけではなく、
地方財政も同様です。

特に三位一体改革以降、
地方財政の苦しさに拍車がかかっています。

このため、22年度予算では、
地方交付税額をしっかりと確保し、
地方財政が一息つく状態になっています。

====

しかし、今後もこうしたことが可能なのかどうか、
その先行きは不透明です。

もちろん国民生活や景気に配慮しつつ、
財政規律を考えなければならないのは、
言うまでもありません。

財政が健全化して、
国民生活が崩壊するのであれば、
何のための財政か訳が分からなくなってしまいます。

しかし、国民生活や景気を優先するあまり、
財政が崩壊し、
最終的に国民生活に多大な影響を与えるような事態も
避けなければなりません。

今の状況を脱却するためには、
金融の役割も極めて大切です。

====

私は、今後の財政は、削減一辺倒でも、
支出増大一辺倒でもダメだと思っています。

つまり、景気刺激のために、
いたずらに財政出動を増やすことでもなく、
逆に、財政規律を重視するあまり、
極端に財政支出を削減することでもありません。

ある程度の財政規模によって、
効率的な財政効果を引き出すことが重要なのです。

こうしたことを実現するために、
私は地方財政の役割が
極めて大切になると思っています。

国家全体のマクロ的な対策は、
金融や大ぶりな財政運営中心とした
国主導で行うべきです。

しかし、効率的で効果の高い財政運営のためには、
効果を直接確認し易い
自治レベルの木目の細かな財政が重要になるのです。

この際に、単に自治体が実施したい事業に支出を当てるのでは、
あまり意味がありません。

どこに財政支出をすれば、
地域が元気になるのか、
それを考えながら財政を組み立てる必要があります。

これは、他の自治体の成功例を
単に模倣するだけでは達成できません。

地域の実態や実情を十分に踏まえた、
独自性が極めて大切になってきます。

これは智恵のいる、結構しんどいことです。

しかし、こうした木目の細かい効率的な財政運営ができるのは、
自治の現場しかありません。

そのために国は、自治を縛ることではなく、
自由度を高める、自律性を高める取り組みが必須です。

国も自治体も、智恵の絞りどころなのです。



2)出先機関仕分け
昨日の総務委員会で、
原口大臣が出先機関仕分けを行うと発言しています。

====

出先機関仕分けのノウハウは、
必ずしも十分に整っているわけではなく、
今後、その内容を早急に検討することになります。

しかし、出先機関仕分けは、
いわゆる組織仕分けではありません。

出先機関の事業仕分けがその本体です。

出先の仕事のあり方を仕分けし、
その結果として、出先のかたちが決まるのです。

出先機関仕分けは、
出先機関の事業仕分けであることを
十分に理解する必要があります。



さあ、今日もしっかりと前進します。

=============
   2010・3・12 Seiji Ohsaka
=============

マグマグの送信登録・解除はこちらです。
http://www.ohsaka.jp/magazin/

3月11日 その1131『逢坂誠二の徒然日記』

昨日は急用が発生し、
朝から移動の連続でした。


日の出の時刻が早くなった、
そんな雰囲気を実感します。

今朝の都内は、雲もなく快晴。

スッキリ晴れ上がっています。

昨日までの冬の様相にピリオドを打ち、
今日の予想最高気温は12度です。



1)密約
外務省が密約を検証し、
その内容を公表したのですが、
その結果発表にふれ、
日本の情報管理や
公文書管理の杜撰さを再認識させられます。

20年以上前から、
個人的に痛感をしていることではありますが、
今回の検証は、
日本には民主主義国家の基礎インフラができていないことを、
具体例によって、認識させる出来事です。

公文書管理法が必要であり、
情報公開法のさらなる進化が必要なのです。

過日、枝野大臣から公文書管理法の施行にあたって、
私にも協力要請がありました。

さらに情報公開法を進化させることについても、
手を貸して欲しいとの話もありました。

この二つは、
私が自治の現場から
国政に重心を移すことを決めた際に、
国会議員として
絶対に取り組もうと思っていた大きな仕事です。

昨年の公文書管理法の審議・修正に引き続き、
さらに深くこれらの分野に携われることを、
大変、有り難く思っています。

これらの分野は、原口大臣の所管とも重なります。

一昨日、原口大臣とも意思疎通を行い、
真正面からこの問題に取り組もうと思っています。



2)吉田拓郎さん
文芸雑誌『すばる』3月号に、
吉田拓郎さんのロングインタビューが載っています。

普通、文芸誌にミュージシャンの、
しかも長いインタビューが載ることは
あまり例のないことだと思います。

さらに吉田拓郎さんは、
昨年の全国ツアーを、
体調不良で途中キャンセルし、
健康や今後の活動の方向が
注目されている方でもあります。

そんな吉田さんのインタビューですから、
多くの注目を集めるものですし、
さらに文芸誌ということで
二重の注目が集まります。

====

しかし、そんなインタビューであるにもかかわらず、
私は見逃していました。

昔の私ならそんなことが絶対になかったと思うのですが、
最近は、アンテナが完全に低くなっています。

このインタビュー記事を私宛に送ってくれたのが、
日ごろから大変お世話になっている、
しかも、大の拓郎ファンのWさんです。

Wさんは、私と同い年ですが、
洞察力に富む切れ者です。

日ごろから頻繁に連絡を取り合う仲ではありませんが、
年に幾度か、私の節目節目にタイミング良く、
Wさんから、何らかのアクションがあります。

それはいつも、私が一方的に受け手になることばかりで、
Wさんに、何の恩返しもできず、申し訳なく思っています。

====

最近、仕事の都合上、生活が不規則になり、
かつ密度の濃い時間を過ごしています。

そんな中でも、
何かを読みたいという欲求はあるのですが、
あまり難しいものは避けたい、
そんな気分になっていました。

今回の吉田拓郎さんのインタビューは、
私がそんな精神状態になっているとき、
まさに的を射たタイミングで、
送られてきたのです。

インタビューでは、
昔のようなある種の硬さがとれて、
気取ったり隠したりすることなく
拓郎さんが自分のことを話しています。

聞き手の「重松清」さんが、
また実に良い切り込みをします。

改めて、なるほどと思うことも数多くあります。

内容については書きませんが、
吉田拓郎ファン必読のインタビューだと思います。

Wさんの気遣いに感謝しています。



さあ、今日もしっかりと前進します。

=============
   2010・3・11 Seiji Ohsaka
=============

マグマグの送信登録・解除はこちらです。
http://www.ohsaka.jp/magazin/

3月10日 その1130『逢坂誠二の徒然日記』

昨夕、都内は、冷たい雨の予報が出ていましたが、
実際には雪が舞い、完全に冬に逆戻りの様相でした。

夜になって、
歩道を歩く皆さんは、
薄くシャーベット状になった雪の上を
危なっかしい足取りで歩いていました。

幸い私の靴は冬仕様ですから
それほど問題がありませんが、
それであったとしても
雪の路面の歩行には細心の注意が必要です。

今朝は、雪も止んで弱い雨に変わっていますが、
肌を刺すような寒さに変わりはありません。

全国的に、今日も一日、寒さが続くようです。

今朝は、急用のため、移動中に日記を書いています。


1)密約
昨日、日米の密約に関する
外務省の調査結果が発表されています。

それによれば、
核持ち込みなどに関し
「密約」があったことを認める内容となっています。

これまでの政府答弁が虚偽であったといえそうです。

しかし、密約が全て悪かった
と決めつけることにも無理があるかもしれません。

当時の日本の総合的な利益を考えて、
そうした判断をせざるを得なかった場面も
否定できないと思われます。

====

私が問題にしたいのは、
やはり公文書や情報の扱いです。

アメリカには存在し、
日本にも当然あるべき文書が
今回の調査では見つかっていません。

公文書や情報管理が、
相当にいい加減な状態であるようなのです。

これはゆゆしき問題です。

====

外務省に限らず霞ヶ関の文書に関し、

「2001年の情報公開法施行にあわせて、
駆け込み的に廃棄された」との指摘を、

これまでにもいくつかの場面で耳にしたことがあります。

この指摘が、本当かどうか、
これまでの私の経験の中では、
簡単に判断がつきません。

しかし、今回の外務省の調査結果から判断すれば、
いずれかの時点で、
不都合な文書の破棄があったのかもしれないのです。

密約そのものが、是か非か、
これについては色々な判断があると思います。

しかも、その密約を判断した時点で、
それらの情報を公開できないのは当然です。

====

しかし、こうしたことを
時間の経過とともに、歴史的時間軸の中で、
後に検証できるようにすることは、
極めて大事なことです。

その歴史的検証をも不可能にすること、
つまり公文書や情報の改ざん破棄は、
歴史の書き換えです。

こんなことを繰り返すと、
日本の歴史が歪められてしまいます。

不都合な情報であっても、
しっかりと記録を残し、
その事実に対する評価を後世に委ねることは、
公務員の、あるいは政治家の
国民に対する責務です。

今回の調査からは、
過去にそうした責務放棄があったのではないか
ということを伺わせます。

====

今回の調査報告が、
今後の日米関係を悪化させると指摘する方もいるようです。

私は、そうは思いません。

こうした現実を
今後の日米関係を深化させることに、
生かすべきなのです。

====

この密約問題から、
日本の外交、
国民への責任、
さらに公文書や情報管理など、
日本の政治や行政の様々な課題が浮かび上がってきます。

今回の検証を単なる事実の暴露にとどめることなく、
日本の政治や行政の質を高める糧としなければなりません。



2)外資の撤退
「有力外資 相次ぎ日本撤退」

今日の日経一面の見出しです。

この件に関し識者が

「少子高齢化やデフレで
 期待成長率が低下している日本は
 グローバル企業の投資対象から外れつつある」

と指摘しています。

日本の投資環境の改善が必要です。



今日は移動中のため、これで終了します。


さあ、今日もしっかりと前進します。

=============
   2010・3・10 Seiji Ohsaka
=============

マグマグの送信登録・解除はこちらです。
http://www.ohsaka.jp/magazin/

3月9日 その1129『逢坂誠二の徒然日記』

北海道は冬に逆戻り
とのニュースが入っています。

明日は福岡でも雪とか…。

====

都内も曇りのち雨の予報です。

予想最高気温は6度程度、
雨は夜に向かって強くなるとか…。

本州も北海道も、もう一度、冬の様相です。


1)地域主権改革
昨朝、ある団体の皆さんと、
政策全般について意見交換をしています。

その席上、地域主権改革の姿が見えない
との指摘を頂きました。

これまでは、今後、どう改革を進めるかの準備と、
国と地方の協議の場の法制化作業に奔走していましたので、
必ずしも十分に外に情報が出せなかったのが事実です。

しかし過日3日の地域主権戦略会議で、
当面の方針を提示、
その方向で進むことになっていますので、
今後はどんどん情報を提供できる状態になりました。

昨日、指摘頂いた団体にも、
近日中に説明に伺うこととしていますが、
今後は、さらに情報発信に努めることとします。


2)自治医科大学
昨日、渡辺副大臣、小川政務官とともに
自治医科大学を視察しています。

自治医大はの開校は、昭和47年です。

開校の頃の雰囲気を私もよく覚えています。

日本の大学が変わる、
そんな大きな期待を抱かせたのが、
自治医大の開校でした。

それ以降、38年が経過しています。

今、
医師不足、
特に地方部の医師確保難の中で、
自治医大への期待はさらに高まっています。

昨日は、こうしたことも含めての視察でしたが、
夕刻から、過日延期になった会議が急遽入ったため、
私だけ、視察を途中で切り上げて、
都内に戻っています。

せっかくの機会だっただけに残念です。

しかし短い時間でしたが、
自治医大の良さ、特色を
垣間見ることができました。

関係者の皆さん、有り難うございます。


3)財政の将来見通し
昨夕、第三回の
中期的な財政運営に関する検討会が開催されています。

有識者からのヒアリングを踏まえて、
自由な意見交換をしています。

これまでの議論を聞いていると、
国民生活の視点、
さらに自治・地方の視点が抜けている感じがします。

またどんなに良い財政見通しを検討しても、
それが国と地方の共通の目標にならなければ、
実現は簡単ではありません。

こうした議論に、
地方の皆さんの思いをどう反映させるかが、
一つの鍵になります。


さあ、今日もしっかりと前進します。

=============
   2010・3・9 Seiji Ohsaka
=============

マグマグの送信登録・解除はこちらです。
http://www.ohsaka.jp/magazin/

3月8日 その1128『逢坂誠二の徒然日記』

新しい週の始まり、
今日も東京からの発信です。

週末は、函館でフル回転し、
昨夕、都内入りしています。

今日の都内は、
曇り後、時々晴れの予報です。

予想最高気温は9度です。

函館は曇りの予報です。

朝の最低気温は、なんとマイナス7度です。



1)国際情報戦略
5日、朝の勉強会では、
東大の坂村健先生から、
「国際情報戦略」について話を伺っています。

他の参加者によれば、
いわゆる「坂村節」炸裂で、
主張の全てに賛同できるかどうかは別にして、
実に分かりやすい内容でした。

朝の勉強会は、
頭もスッキリしてGoodです。



2)地域主権に関するシンポジウム
5日、都内で開催された
地域主権と道州制に関するシンポジウムに
発言者の一人として出席してきました。

私は「地域主権の国づくり」と題して、
30分間の基調報告を行い、
その後のパネルディスカッションにも
発言者の一人として参加しています。

私の基調報告は、
民主党の考え方と
地域主権改革に関する原口プランの内容を
説明しています。

また最後には、
個人的な意見として、
これまでの分権議論に
次の視点が欠けていたことを指摘しています。

・ 経済活動の視点
・ 国差競争力の視点

さらに国と地方の役割を
完全に分割できないことも指摘させて頂きました。

====

また立教大学の池上岳彦先生からは、
一括交付金の論点について様々な指摘がありました。

一括交付金の配分に関し、
新型交付税の配分方式に言及されたのは、
興味深いものでした。

====

早稲田大学の片木先生から
諸外国の自治制度について話がありました。

近隣地方政府、基礎地方政府、
広域地方政府、リージョン政府など、
諸外国の地方政府はこんなものをベースにしている。

====

PHP荒田さんからは道州制についての発言がありました。


・ 道州制と市町村中心主義
道州制においても、
行政サービスの提供は
市町村中心でなければならないし、
それは実現できる。

・ 国と地方の役割分担
ナショナルミニマム論は道州制の中にビルトインできる。

====

佐々木信夫先生の指摘

地域主権はゴール分権は手段。

====

こんな雰囲気のシンポで、
目新しいことはなかったかもしれませんが、
参加者の皆さんの
頭の整理にはなったものと思います。



3)無料塾
函館市内に
母子家庭の子どもたちに
無料で英語や数学の塾を開いている、
母子家庭教育支援協議会(代表:森田実さん)があります。

私は、その団体の存在を知らなかったのですが、
古川元久内閣府副大臣の事務所から紹介頂き、
一昨日開催された、塾の卒業式にお邪魔しました。

参加者は40人ほどの子どもたちと、十数名の母親です。

====

来賓あいさつの後、
4人の卒業生に卒業証書授与かなと思っていたのですが、
森田代表が、「逢坂さんに渡してもらおう」、
と突然、言いだして、
なにも事情を理解しない私が、
それぞれの卒業生に卒業証書をわたすことになりました。

でもそれぞれの子どもたちと握手をし、
短い会話を交わす中で、
子どもたちがこの塾でいかに充実していたか、
そんな雰囲気が伝わってきました。

大事なことは子どもたちのやる気を引き出すことだと、
改めて強く感じました。

森田代表をはじめボランティアの皆さんの頑張りに
心からのエールを送ります。



4)経営者の皆さん
一昨夜、函館市内経営者有志の皆さんと、
食事をしながら意見交換をしています。

日本や世界の経済情勢、
さらには新政権の政策などに言及しています。

しかし、もっとも盛り上がったのは、
やはり函館圏をどう活性化させるかについてです。

それぞれの皆さんが熱っぽく語りましたが、
目指すべき地域の将来像を描くこと、
さらにそれを多くの皆さんで共有することが、
極めて大事であることを再認識しています。



今日は早朝から官邸で会議があります。

また夜は中長期の財政に関する会議もあり、
週の初めから日程は目白押しです。


今日は上弦の月です。


さあ、今日もしっかりと前進します。

=============
   2010・3・8 Seiji Ohsaka
=============

マグマグの送信登録・解除はこちらです。
http://www.ohsaka.jp/magazin/

このページのTOPへ戻る