逢坂(おおさか)誠二 著書・関連書籍

逢坂誠二ノ 徒然日記

2010年8月の記事一覧

8月31日 その1228『逢坂誠二の徒然日記』

都内はもう既に27度程度になっています。日中の予想最高気温は34度とのこ とです。8月の最終日ですが、相変わらず激しい暑さが続きます。東京の熱帯夜 はなんと47日と史上最高タイとか…。都市特有のヒートアイランド現象がその 原因の一端のようです。

今月も、地域主権改革や新しい公共に関する勉強会やシンポジウムのため全国を 走り回りました。そのため一日の平均移動距離は、先月に引き続き660キロ程 度になったようです。これは単純直線距離換算です。道のりだともっと長くなる ようです。地域主権改革も新しい公共も、単に考え方が決まれば物事が進むもの ではありません。多くの人と考えを共有しつつ、行動方針も一緒に考える取り組 みが必須です。粘り強く頑張らねばなりません。

民主党代表選挙は、明日公示にされます。菅直人さん、小沢一郎さんの二人の争 いと見られていましたが、昨日、党内で様々な動きがあり、回避される可能性も 出てきました。

選挙が回避されると「密室での談合」等の批判が出るものと思いますが、問題は そのような紋切り型のものではありません。昨年、国民の皆様に「政権交代」と いう大きな役割りを託された我々ですが、その国民の皆様からの期待にどう答え るかが大きなポイントです。さらに今のこの時期、党内で激しい選挙を行うこと が適切かどうかについても、様々な考え方があります。選挙が王道であるのが事 実ですが、国益を総合的に勘案し、最終判断されることが望ましいと思っていま す。明日の夕方まで、極めて緊張感の高い時間となります。

今日から行政不服審査法改正のための検討作業が本格的にスタートします。情報 公開とならび私の大きな関心事の一つです。目を大きく見開いて、検討作業に当 たります。



さあ今日も、しっかりと前進します。

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   2010・8・31 Seiji Ohsaka
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8月30日 その1227『逢坂誠二の徒然日記』

新しい週の始まりです。


1)政策が
民主党の代表選挙の構図が明らかになりました。

この代表選挙に向け、マスコミなどでは多数派工作が始まった等、政策議論が抜 け落ちているとの批判が出ています。しかし、選挙は間違いなく政策に対する考 え方、進め方が出発点です。したがって今後、政策が選挙議論の主題になること は間違いありません。

その一方で、選挙は数が最終結果ですから、多数派工作のない選挙はあり得ませ ん。選挙の多数派工作を否定するのは、選挙に携わったことのない方の空論、綺 麗事に思われて仕方がありません。

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今後、政策面で、「まず」、まずですが、争点になりそうなポイントは、次では ないかと思っています。

・新しい公共
・地域主権改革j
・東アジア共同体
・二酸化炭素25%削減

・国家戦略局の位置づけ
・党内マネージメントあり方

・最近の円高、株安、景気などへの対応

・普天間への対応

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新しい公共、地域主権改革、東アジア共同体、二酸化炭素25%削減は、いずれ も鳩山政権が力点を置いた重要政策です。これらに菅政権が、どんな姿勢で臨む のかが、改めて問われることになると思います。

国家戦略局、党内マネージメントは、党と政府の政策議論の進め方、スタイルに かかる問題です。これは直接政策ではありませんが、政策を進めるための重要な ポイントです。特に菅政権になってから、方針の揺らぎがありますので、このあ たりをどう扱うのかが焦点です。

円高、株安などは、これまでの菅政権の対応(スピード感、具体の対策)が争点 になり、その上で今後何をするかが重要な論点です。

普天間については、辺野古を基本とするのか、まったく別の考えを打ち出すのか によって、大きな争点として浮かび上がると思います。

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そしてこれら議論全体に通ずる議論として、財政再建、税収増、マニフェストの 実現性などが、論点になると見ています。

また政権が目指す大きな方向、これも争点です。この大きな方向については、目 先の課題だけに目が向く場合と、中期的な課題を捉える場合等で、議論がかみ合 わないことがありますが、この議論の噛み合わなさを、逆手にとって、お互いの 政策の正当性を主張することもあり得ます。

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こうした議論をしながら、挙党態勢問題、つまり人事などが、裏や表で、議論や 憶測も含めて選挙が進むのだと思っています。

どんな選挙であっても、軽重はあるにせよ、政策が必ず論点になります。我々の 政策議論は、与党として内閣の政権運営に直結するものです。選挙は清濁、色々 のあるのは事実です。この清濁の中で、単なる権力争いではない、骨格や見通し のしっかりとした政策議論を高める高邁な志が肝要です。



2)新しい公共
一昨日、札幌市内で、自主活動をされているグループの皆さんが主催された「新 しい公共を語る会」に出席しました。なんとか2時間半近くにも渡って、色々な 議論をさせて頂きました。

今年の初め頃、新しい公共という言葉そのものが全く浸透していませんでした。 しかし最近、色々な場面で、新しい公共という言葉を耳にするようになりまし た。政策の伝播には時間差あることを、当然ながら実感していますし、粘り強く 取り組むこの重要性も痛感しています。

しかし、新しい公共も地域主権改革も、その行動内容を誰かから与えられること に期待している雰囲気が蔓延しています。重要なのは、与えられることではあり ません。気づきの切っ掛けを掴んだなら、自ら考え始めることが必須です。どん な分野も、自発、自律が鍵です。

特に地域づくりは、自ら考えることが必須です。試験の答え合わせをするように 「どうすれば地域が元気になるのか具体的に教えてください。」等の発言を各地 で聞くことが多いのですが、依存と戦略のない要望には何の発展もありません。



3)国政報告会
一昨夜、せたな町で、福原賢孝道議と一緒に国政報告会を行っています。昼間の 熱気が残る会場に、高橋町長さん、菅原議長さんをはじめ多くの皆さんに足をお 運び頂きました。民主党代表選挙の構図が決まってから、私の初の地元入りとい うこともあり、テレビや新聞の取材陣も入った中での報告でした。

私からは、今後、代表選挙の争点になりそうな政策課題、さらに来年度予算概算 要求の内容などについて言及させて頂きました。また、地デジ共同聴取施設の 件、民主党のマスコミ対応、政治家の言葉の問題等についても、活発に質疑が行 われました。また参加者から今の民主党の現状を憂う手紙も頂き、そうした意見 を真摯に受け止めねばなりません。

報告会終了後、希望者と軽くビールを酌み交わし、さらに代表選挙について突っ 込んだ意見交換をしています。忙しい中にも関わらず、こうした場を企画して頂 けることに心から有り難く思っています。

翌日、千葉に移動するため、懇談会は中座させて頂き、帰函したのは午前零時頃 でした。札幌での会合や雑誌取材、さらに車での長距離移動もあり、帰宅後、 即、泥のようにダウンしましたが、充実の一日となりました。



4)地域主権改革
昨日は、千葉で地域主権改革について、講演をしています。

最近、自治体議会で、議会招集の問題、専決処分のあり方、議会と長の関係など が、具体的課題として急浮上しています。このため、総務省の行財政検討会議で の議論に一気に注目が集まっています。



今日は下弦の月です。

さあ今日も、しっかりと前進します。

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   2010・8・30 Seiji Ohsaka
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8月27日 その1226『逢坂誠二の徒然日記』

今日も都内は、暑い朝を迎えています。世間は、いや永田町は色々とかまびすし い状況になっています。残暑が酷暑になる雰囲気です。今日の午前、日本記者ク ラブで講演の予定です。朝から懸案事項があり、日記はこれで終了します。



さあ今日も、しっかりと前進します。

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   2010・8・27 Seiji Ohsaka
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8月26日 その1225『逢坂誠二の徒然日記』

都内はもう既に28度。一方、函館は20度程度。さらにニセコは17度。北海 道の涼しさが渇望されます。



1)新しい公共
新しい公共という考え方に共感する声が数多く寄せられています。鳩山政権で、 このことを議論し始めたころ以上に、共感の声が広がっている感じがします。こ うした新しめの概念については、広がるまでの時間差を、改めて感じます。

新しい公共とは、NPOなどを中心とする、政府や市場と違うセクターのことばか りを指すわけではありません。広く捉えると、日本の大きな問題である、政府と 政府もどきの社団、財団、独法など全体を見直す行政改革につながる取り組みな のです。

民主党政権は、無駄の一掃、日本の大掃除を掲げていますが、新しい公共は単な る、日本の「公(おおやけ)」の担い手の変化だけを意味するものではありませ ん。行政改革に大きく資する取り組みなのです。このことを、今後さらに伝えて いかねばなりません。



2)行財政検討会議
昨日、行財政検討会議の分科会が開かれています。昨日のテーマは、議会の招集 権、自治体間連携、基礎自治体のあり方、この三点です。他の用務のとの重なり もあって、毎回フルに参加できないのがジレンマですが、行財政検討会議への注 目度合いが高まっています。私もさらに神経を研ぎ澄まして、議論の行方を注視 しなければなりません。



昨夜は、今年、地球から最も遠くなった月を眺めるチャンスがありました。東の 高い空に輝く月を見ていると、まだ暑いとはいえ、夏の終わりを感じました。

さあ今日も、しっかりと前進します。

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   2010・8・26 Seiji Ohsaka
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8月25日 その1224『逢坂誠二の徒然日記』

都内は、既に気温28度になっています。

昨年、内閣に入って以来、平日になかなか帰函できずジレンマでしたが、昨日 は、午前中、函館市内で、懸案となっていた各種団体の皆さんと面談をしていま す。短時間でしたが、極めて有意義な面談となりました。



1)司法修習生
2004年の裁判所法の改正により、司法修習生の給費制が、2010年11月から 廃止され、貸与制が導入されます。 これまで司法修習生全員に対して、給与が 支払われてきました(給費制)。これが、今年の11月から必要な者に対し生活資 金を貸し付ける制度(貸与制)に切り替わるのです。

給費制廃止と貸与制導入に日弁連は反対していますが、私もこの日弁連の意見に 賛成です。

昨日も地元の弁護士さん数名と懇談をしましたが、この制度が導入されると、お 金のある人しか法曹界で仕事ができない傾向がさらに強まる懸念を、改めて抱い ております。

弁護士会の皆さんに聞きますと、試験・就職等のリスクや経済的負担の大きさが 敬遠されて、法律家を目指す人が減っているとのことです。現実に、法科大学院 適性試験の志願者数は、2003年と2009年を比較すると、大学入試センターでは4 分の1、日弁連法務研究財団では半分以下と、大きく減っているのです。また、 法科大学院への社会人入学者の割合は、5割弱(2004年)から3割弱(2008年)へ と減少しているとのことです。

今回、給費制が廃止され、貸与制が導入されると、こうした傾向にますます拍車 がかかるおそれがあります。

弁護士会の皆さんとも連携をして、この導入に反対して参ります。



2)セメント
昨日、地元の太平洋セメント上磯工場の皆さんと懇談をしました。この懇談を通 して、私のセメントに対する認識が一変しました。セメントについて勉強する貴 重な機会を与えて頂き、太平洋セメントの皆さんに心から感謝しています。

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日本のセメント製造は、世界でも最高水準に効率化された中で行われていること

日本のセメント1トン当たり、450キロ、約半分もの廃棄物が使われ、セメン ト製造はリサイクルの重要な一環を担っていること

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この二点、特にに地元の廃棄物処理において重要な役割を果たしているのがセメ ント製造であることが理解できました。近日中に、工場現場を訪問・見学したい と考えています。



3)情報公開法
昨夕、「行政透明化検討チーム」の最終会合が開催され、情報公開法改正の提言 と蓮舫大臣の考えをまとめています。情報公開制度や公文書管理制度は、私のラ イフワークとも言える分野です。政権交代を実現して、まずこの問題に真正面か ら取り組むことができ、本当に有り難く思っています。

== 提言の骨子 ==

・「国民の知る権利」の保障の観点を明示する

・公務員に加え懇談会等の民間人を含む発言者名も開示する

・首相は特に必要があると認めるときは、担当閣僚らに必要な措置を求めること ができる

・開示期限を請求のあった日から14日以内に短縮

・開示請求の手数料を廃止

・裁判官だけが文書を確かめられる「インカメラ審理」の導入

・国会や裁判所にも情報開示制度導入の検討を促す

・独立行政法人等の対象法人の拡大を検討

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こんな内容になっていますが、まだまだレベルアップすべき部分も多々ありま す。今後、今回の提言を踏まえて、法案化作業が進みますが、私個人としては、 さらなる改善点について、途切れることなく、検討を進めたいと思います。

それにしても、とりあず一つの山をこえたことは事実です。本当に安堵していま す。



4)代表選挙
民主党の代表選挙に向けて、色々な情報が飛び交っています。政治は権力闘争の 側面があるのは当然ですから、永田町、霞ヶ関、マスコミをはじめ各方面で、多 様な思いが交錯するのは理解できます。しかし、昨日も書きましたがその前提は 政策です。政策論のない権力闘争は、政治としての意味を持ちません。特に民主 党の代表選挙は、総理を選ぶ選挙ですから、このことを肝に銘じなければなりま せん。

そういえば思い出すことがあります。

町長時代に、現職として自分の選挙を迎えたときのことです。同僚首長をはじめ 私自身も、現職であるにも関わらず選挙対策だけに奔走している姿は、有権者の 支持を得られないということです。自治体の選挙だとこうしたことは、一目瞭然 なのですが、国政になるとその当たり前の現実が、ちょっと見えにくくなってい ます。



今日は満月です。しかも2010年中で、月と地球の距離が最も遠い日 (406,369?)となります。ちなみに最も近かったのは、1月30日で、 その距離356,740?でした。


さあ今日も、しっかりと前進します。

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   2010・8・25 Seiji Ohsaka
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